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SESから自社開発へ移るときに見られるポイント

SESから自社開発(事業会社)への転職で、選考時に評価されやすい観点を整理します。SESという働き方を否定するものではなく、次の選択肢を検討する材料としてご覧ください。数値は推計・目安です。

なぜ「脱出後」で年収が上がりやすいのか

本ツールが自社開発相当を高めに見積もるのは、中間マージンが乗りにくく、還元率が高くなりやすいためです。前述のとおりSESの還元率の相場は50〜60%とされ、間に入る会社が減るほど手取りに反映されやすくなります。ただし自社開発なら必ず上がるわけではなく、企業の給与レンジや役割によって差があります。

評価されやすいのは「プログラミング以外」の経験

コードが書けることは前提として、差がつきやすいのは上流工程の経験です。詳細設計より基本設計、基本設計より要件定義に関わった経験ほど、市場価値を大きく左右する傾向があります。本ツールでも、要件定義の経験は上乗せの上限を大きめに設定しています。「言われたものを作る」から「何を作るかを決める側に関わった」への一歩が、評価の分かれ目になりやすいところです。

技術スタックの需要差

同じ言語でも求人ボリュームや提示年収には差があります。クラウド(AWS/GCP/Azure)やコンテナ(Docker/Kubernetes・Terraform)は上乗せ期待が高めで、TypeScript・Go・Next.jsなども需要が旺盛です。一方でCOBOLやVBA中心の経歴は、年収そのものは低くなくても、移れる先や伸びしろが限られやすい点に注意が必要です。今の現場で触れている技術が「市場でどう評価されるか」を一度棚卸しするとよいでしょう。

資格は補強、実務が本体

転職市場では、AWS認定やCCNA/CCNP、LPIC/LinuCといったベンダー資格が実務直結として重視されやすく、応用情報や高度試験などの国家資格は「評価の補強」とされる傾向です。資格だけで年収が跳ねるより、実務経験とセットで信頼を補う位置づけと考えると現実的です。

動く前に確認しておきたいこと

  • 今の現場で得ている経験のうち、上流・設計に関われる余地がないか。
  • 触れている技術スタックが、市場で需要の高いものに寄っているか。
  • 複数のエージェントで相場を突き合わせ、レンジの妥当性を確認したか。

自分の市場価値の目安は診断で確認できます。結果の読み方は診断結果の見方と次の一歩をご覧ください。