診断結果の見方と、次に取るべき行動
診断結果に出てくる各指標が「何を意味するのか」と、結果を見たあとに現実的にできる一歩を整理します。数値は推計・目安です。
市場価値レンジ(◯〜◯万円)
最初に大きく表示されるのが、あなたの市場価値の目安レンジです。ピンポイントの1点ではなく幅で示しているのは、統計に個人差・企業差があり、単一の値で断定できないからです。レンジは「自社開発相当に移った場合に狙える水準」を目安化したもので、必ずその額になることを保証するものではありません。
現年収との差(ギャップ)
市場価値レンジの中央値から現年収を引いたものが年あたりの差です。これに3年・5年を掛けた累積も表示されます。差がプラスに出た場合、それは「今のポジションで受け取れていない可能性のある金額」の目安です。差が小さい・マイナスの場合は、現職の条件が市場に対して妥当か、やや恵まれている可能性を示します。
上位◯%(パーセンタイル)
同じ職種・経験年数の分布の中で、現年収がどのあたりに位置するかを示します。「上位30%」なら、同条件の中では高めということです。これは統計分布への線形補間による推計で、母集団はあくまで公的統計上の区分です。
伸びしろ(スキルのコスパ)とロードマップ
まだ選んでいない需要の高いスキルのうち、上乗せ期待の大きいものが「伸びしろ」として表示されます。未経験・学習段階の方には、現在地から段階的な到達レンジを示すロードマップが出ます。どちらも「次に何を身につけると市場価値が動きやすいか」の方向性を示すものです。
結果を見たあとの現実的な一歩
- 差が大きいと感じたら、まず相場の裏取りをする。求人票の提示年収や、複数のエージェントの見立てを突き合わせると、レンジの妥当性が確認できます。
- すぐ転職しなくても、市場価値を測るだけでも意味があります。今の条件を続けた場合の3〜5年の差は、判断材料になります。
- 伸びしろに挙がったスキルがあれば、学習の優先順位づけに使う。資格よりも実務直結のクラウド系が高めに評価される傾向があります。
相場観を掴んだうえで動きたい方は、もう一度診断するか、SESから自社開発への転職で見られるポイントもあわせてご覧ください。