算出方法とデータの根拠
本ツールの数値が「どこから来たのか」を公開します。年収のベースは公的統計(厚生労働省 賃金構造基本統計調査ほか)を用い、計算はすべて公開のロジックで行っています。実行時に外部AIや非公開のデータは使いません。
市場価値の算出ステップ
- 職種 × 経験年数から、公的統計の年収分布(10〜90パーセンタイル)を取得します。
- 保有スキル・資格・マネジメント経験・英語力などの上乗せを加算します(過大表示を防ぐ上限あり)。
- 「脱出後(自社開発相当)」の水準として、雇用形態係数と勤務地補正を適用します。
- 結果はピンポイントではなくレンジ(目安幅)で表示し、現年収との差を算出します。
使用しているデータの出典
各データの根拠は次のとおりです。リンク先は外部の公的サイト・公開調査です。
年収分布(職種×経験年数の基準値)基準: 2026-06-15 時点
- 令和6年賃金構造基本統計調査 第17表(職種小分類・所定内給与額の分布特性値, 産業計, 企業規模計10人以上)p10/p25/p50/p75/p90 は所定内給与(月額)の第1十分位/第1四分位/中位数/第3四分位/第9十分位。職種対応: ソフトウェア作成者→backend/frontend/mobile/qa, その他の情報処理・通信技術者→infra_sre, システムコンサルタント・設計者→data/pm。
- 令和6年賃金構造基本統計調査 第1表(職種小分類・年間賞与その他特別給与額)年収(万円)=(所定内月額千円×12+年間賞与千円)/10。所定内ベースのため残業代を含まない保守的推計。
- 令和6年賃金構造基本統計調査 第13表(大分類・経験年数階級別 所定内給与額, 専門的・技術的職業従事者)経験年数バンドは専門技術職の経験カーブ比率(経験計=1.0)で全経験分位をスケール(confidence: 中)。データサイエンティスト/PMの小分類が賃金センサスに無いためシステムコンサルタント・設計者で代用。
- 【参照重ね・クロスチェック】求人提示年収(求人ボックス給料ナビ/doda, 求人票ベース)本テーブルは賃金センサス(在職者の実支給額)が背骨。求人票の提示年収はこれより高めに出る: 求人ボックス給料ナビ(2026年5月, 求人票ベース)でITエンジニア全体478万円/システムエンジニア516万円/インフラ475万円、doda調査でITエンジニア全体462万円。センサスのp50(例: backend経験3-5年=432万円)に jobCountBands の需要プレミアム(+2〜15%)を乗せた出力が、これら求人提示水準とおおむね整合することを確認(求人提示額の直接上書きはせず、需要プレミアムで近似)。
スキル別の需要・上乗せ基準: 2026-06-15 時点
- エンジニア求人約250万件を分析(2026年3月時点)技術スタックの相対求人ボリュームの根拠。言語: Java18,364/Python11,882/JavaScript8,836/PHP8,541/.NET8,432/TypeScript3,021/VBA2,817/Ruby2,736/COBOL2,370/Swift1,971/Kotlin1,731。FW: Node.js3,931/React3,513/Vue1,994/Laravel1,646/Spring1,535/Rails979/Next.js767/Angular743。クラウド/インフラ: AWS14,201/Linux9,402/Azure6,566/GCP3,415/Docker1,580/Terraform743/K8s731。
- レバテックフリーランス プログラミング言語別 月額単価ランキング単価傾向の参照(複製なし)。Go/Ruby/Swift/JavaScript/Java の相対単価傾向。求人ボリューム(件数)と単価(高さ)は別軸であり、Goは件数小・単価高、VBA/COBOLは件数あり・上振れ小、という差を demandTier に反映。
- paiza「プログラミング言語に関する調査(2025年版)」提示年収ランキング求人票記載年収の中央値ベース。提示年収1位 Go 723万円(3年連続)/2位 TypeScript 714万円/3位 Ruby 689万円。これを受け Go=最高 deltaMax115、TypeScript=言語2番手 deltaMax105、Ruby は求人数mid だが提示年収が高いため deltaMax を85→90 に上方校正。
- 言語別 会社員/フリーランス年収(レバテックフリーランス, 2026年3月時点)会社員年収の実値で相対序列を校正: Go 621万>COBOL 539万≒Swift 526万>Ruby 505万>Java 409〜434万>C 334万。COBOLは会社員年収が低くない一方、求人は減少傾向で脱出先・伸びしろが限られるため product 上は low を維持(年収の高さ=市場の伸びしろではない点に留意)。Javaは年収より求人ボリュームで価値が出る(高tier・中deltaMax=72)。
- 上乗せ額(deltaMin/deltaMax)・demandTier は相対推計(confidence: low)v0.5.0 で paiza提示年収・レバテック会社員年収の公表値により相対序列を校正(出典付き)。ただし『スキル単体の限界年収上乗せ額』そのものは公的に非公表のため絶対額は推計のまま。ユーザー実データ蓄積後の再キャリブレーションが必要。網羅対象: 主要言語・FW・クラウド/インフラ・DB製品別・Salesforce/SAP。
保有資格の評価基準: 2026-06-15 時点
- 転職市場でのベンダー資格の評価(インフラLAB/パーソルクロステクノロジー)ベンダー資格(AWS認定・Cisco CCNA/CCNP・LPIC/LinuC)は転職市場で最も重視され、国家資格は『評価の補強』とされる傾向。インフラ未経験の王道は LPIC→CCNA→AWS。これを受け v0.3.0 でベンダー資格と情報処理安全確保支援士・ITパスポート・ORACLE MASTER/OCJP を追加。
- job tag(職業情報提供サイト, 厚生労働省)各IT職業の「関連する資格」国家資格リストはjob tag職業詳細の関連資格に基づく(プログラマー#313=基本情報/SE基盤#318=応用情報・ネットワークSP・データベースSP・システムアーキテクト・基本情報/PM(IT)#322=プロジェクトマネージャ・PMP)。
- 上乗せ額(deltaMin/deltaMax)は推計資格別の限界年収上乗せ額は公的に非公表。試験区分の難易度・市場評価(ベンダー資格は実務直結/国家高度試験は信頼補強)から推計(confidence: low)。絶対額は要キャリブレーション。
勤務地による補正基準: 2026-06-15 時点
- 令和6年賃金構造基本統計調査 都道府県別 参考表1(きまって支給する現金給与額・男女計)東京=1.00で正規化。kanagawa_chiba_saitamaは3県平均、otherは主要都市以外の都道府県平均、remoteは全国水準を目安(confidence: low)。
求人需要(職種別の有効求人倍率・プレミアム)基準: 2026-06-15 時点
- 一般職業紹介状況(職業安定業務統計)第21表-7 職業別有効求人倍率(パート含む常用)情報処理・通信技術者の有効求人倍率(2024年度=約1.53倍)を全IT職種共通の floor として採用。職種細分の倍率は公的に非公表。
- 職種別の需要ティア(demandTier)・需要プレミアム(premiumMin/Max)は推計職種別の有効求人倍率・提示年収は公的に非公表のため、公表される需要傾向(クラウド/SRE・データ/ML・PMの採用難、Web/バックエンドの旺盛な需要)から相対推計(confidence: low)。プレミアムは『求人市場では需要の高い職種ほど統計平均より高い提示が出る』ことを表す控えめな上振れ係数。絶対値は要キャリブレーション。
推計を含む部分について
スキル・資格ごとの上乗せ額、職種別の需要プレミアム、雇用形態・賞与の係数は、公表値が存在しないため、公開されている需要傾向・市場評価をもとにした相対的な推計を含みます。これらは目安であり、実額を保証するものではありません。今後、利用データの蓄積に応じて精度を調整していきます。
データの更新
各データには基準日(updatedAt)を持たせ、定期的に再収集・差し替えを行います。最新の年収・求人・サービス条件は、各公式サイトや無料相談でご確認ください。