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データの選び方・更新方針と、精度の考え方

本ツールが「どんな考え方でデータを選び、どう更新し、どこに推計が残るのか」という編集方針を公開します。個々の出典リストは算出方法のページに掲載しています。

公的統計を背骨にする

年収のベースには、まず公的統計(厚生労働省 賃金構造基本統計調査=賃金センサス)を据えています。在職者の実支給額をもとにしているため、求人票の提示年収より保守的(低め)に出やすいのが特徴です。求人ボックスやdodaなどの求人提示水準は、あくまでクロスチェック(裏取り)として参照し、テーブルの数値を直接上書きすることはしていません。

一次ソースを優先する

可能な限り、まとめ記事ではなく調査元・発表元の一次情報にあたるようにしています。年収分布は e-Stat(政府統計)、有効求人倍率は職業安定業務統計、フリーランス単価は調査会社の定点調査、といった具合です。各データには基準日(updatedAt)と取得日を持たせ、いつ時点の情報かを明示しています。

どこに推計が残るか(正直な開示)

公的統計に区分が存在しない部分は、公表される傾向からの相対推計にならざるを得ません。具体的には次のような項目です。

  • 雇用形態別(SES/自社開発/フリーランス)の係数:公的なIT区分がなく、公表値からの推計。
  • 職種別の需要プレミアム:職種細分の求人倍率・提示年収は非公表のため、需要傾向からの推計。
  • スキル・資格ごとの上乗せ額:単体の限界年収は非公表のため、求人ボリュームと提示年収の序列から校正した推計。

これらは「確からしさ(confidence)」を意識して控えめに設定し、過大表示を避けています。あくまで目安であり、実額を保証するものではありません。

更新の方針

統計の年次更新(例:賃金センサスの新年度公表)や、求人市場・単価相場の変化に合わせて、定期的に再収集と差し替えを行います。将来的に利用データが蓄積した場合は、推計部分の再キャリブレーション(校正)を進めていく方針です。最新かつ正確な条件は、各公式サイトや無料相談で確認することをおすすめします。

実際の出典一覧と計算手順は算出方法とデータの根拠、用語の意味は用語集をご覧ください。